たふる

標準
現代仮名遣い:たおれる / 読み:タオル
動詞・ラ行下二段活用
基本動詞

倒れる・くずれ倒れる/(病や戦で)倒れ死ぬ

📖 意味

  1. 1
    倒れる・くずれ倒れる・ころぶ «中心義»立っていたものが倒れる。現代語に残る。
  2. 2
    (病気・戦などで)倒れる・倒れ死ぬ・滅びる «要注意»「道にたふる(行き倒れる)」「敵、たふれ伏す」。

📜 出典・例文

大風(おほかぜ)に、木々たふれ、家もこぼたる。

大風で、木々が倒れ、家もこわされる。

──『例文』
飢(う)ゑて、道にたふるる人おほし。

飢えて、道に行き倒れる人が多い。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「倒れる・くずれ倒れる」が中心で、「(病気・戦・飢えで)倒れる・倒れ死ぬ」の意も。ラ行下二段活用で連体形「たふるる」に注意。他動詞「たふす(倒す)」と対。「たをる(手折る・四段)」とは別語。飢饉・戦乱で「道にたふる(行き倒れる)」は方丈記などに。現代語「倒れる」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

立つものが「倒(たふ)る」=倒れる・倒れ死ぬ。

🏛 語源・成り立ち

「倒(たふ)る」。立っていたものがくずれ倒れる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「道にたふる」はどう訳す?

「道に行き倒れる・道端で倒れ死ぬ」と訳します。飢饉や病で力尽きて倒れることを表し、方丈記の飢饉の描写などに見られます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「飢ゑて、道にたふるる人おほし」の「たふるる」の意味は?
A 旅立つ    B 行き倒れる    C 出家する    D 栄える
Q2. 「たふる」の活用の種類は?
A ラ行四段    B ラ行下二段    C ラ行上二段    D ラ行変格
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