たちよる

標準
現代仮名遣い:たちよる / 読み:タチヨル
動詞ラ行四段
動作語 頻出 接近

近寄る・立ち寄る・味方につく

📖 意味

  1. 1
    近寄る・そばへ寄る 対象のそばへ近づく
  2. 2
    立ち寄る・ちょっと訪れる 道すがら訪ねる
  3. 3
    心を寄せる・味方につく 気持ちがその方へ傾く

📜 出典・例文

木陰にたちよりて休む。

木陰に立ち寄って休む。

──『例文』
強き方にたちよる人の心。

強い方に味方する(心を寄せる)人の心。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『近寄る・立ち寄る』が基本。加えて、人の心が『(有利な方へ)寄る=味方する』という比喩的用法もある。「立つ」は接頭語的に動作を強める働き。

🧠 覚え方・ゴロ

「“立(た)ち”+“寄(よ)る”=立ち寄る・近寄る」と、そのまま覚える。

🏛 語源・成り立ち

「立つ(動作を起こす)+寄る(近づく)」で、そばへ寄る意。心を寄せる比喩にも広がった。

🔗 関連語・対義語

よる近寄る・頼る たちさる立ち去る

❓ よくある質問

Q. 『味方する』の意味はどこから?

人の心が『(有利な・強い)方へ寄る』ことから、『心を寄せる・味方につく』という比喩的な意味が生じました。文脈で判断しましょう。

Q. 「立ち」にはどんな働きがある?

動作を起こす・強調する接頭語的な働きで、「立ち寄る」「立ち去る」「立ち別る」などの複合動詞をつくります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「木陰にたちよる」の意味は?
A 木陰に立ち寄る・近寄る    B 木を切り倒す    C 木に登る    D 木陰を通り過ぎる
Q2. 「たちよる」の比喩的な意味は?
A 心を寄せる・味方につく    B 遠ざかる    C 裏切る    D 見捨てる
← 古文・古典合格メニューへもどる