すずろなり

標準
現代仮名遣い:すずろなり / 読み:スズロナリ
形容動詞ナリ活用(漫ろなり)
感情語 頻出 多義 そぞろなり

なんとなく・わけもなく/むやみだ・度を越す/思いがけない・関係ない

📖 意味

  1. 1
    なんとなく、わけもなく、これといった理由もなく 中心義。はっきりした理由・目的なくそうなるさま。『すずろに=わけもなく』。
  2. 2
    むやみだ、やたらだ、度を越している 程度・態度が度を過ぎているさま。
  3. 3
    思いがけない、意外だ、無関係だ、なんの関係もない 予期せず、また当人と関わりのないさま。

📜 出典・例文

すずろに涙のこぼるるを、人あやしむ。

わけもなく涙がこぼれるのを、人が不思議がる。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『そぞろなり』とも。《なんとなく・わけもなく》《むやみだ・度を越す》《思いがけない・無関係だ》の多義。連用形『すずろに=わけもなく・むやみに』が頻出。理由・目的・関わりのなさが共通の核。文脈で訳し分ける。

🧠 覚え方・ゴロ

「漫(すずろ)なり」=“そぞろ”に、わけもなく・むやみに・思いがけず。

🏛 語源・成り立ち

はっきりした理由・意図なく事が起こるさまを表す語。『そぞろなり』とも言い、むやみさ・意外さの意へ広がった。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「すずろに」はどう訳しますか?

『わけもなく・なんとなく・むやみに』です。理由や目的なくそうなるさまを表します。

Q. 『そぞろなり』と同じですか?

はい。『すずろなり』の別形で、意味は同じです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「すずろに涙こぼる」の「すずろに」の意味は?
A わけもなく・なんとなく    B 決して    C すぐに    D そのまま
Q2. 「すずろなり」の意味として最適でないものは?
A なんとなく    B むやみだ    C 思いがけない    D 上品だ
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