すむ

標準
現代仮名遣い:すむ / 読み:スム
動詞・マ行四段活用
基本動詞 和歌

住む・(心・月・水が)澄む・晴れる

📖 意味

  1. 1
    住む・住まう・(男が女のもとに)通い住む 「住む」。居住する。恋愛では通い婚の意にも。
  2. 2
    (水・空・音などが)澄む・清らかになる 「澄む」。にごりがなくなる。
  3. 3
    (心が)澄む・晴れ晴れとする・落ち着く 心のわだかまりが晴れる。

📜 出典・例文

山里に一人住みて、月をのみ友とす。

山里に一人で住んで、月ばかりを友とする。

──『例文』
水のすむにつけても、心もすみゆく心地す。

水が澄むにつけても、心も澄み晴れていく気がする。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「住む」と「澄む」は同音で、和歌では掛詞として用いられる。「心すむ」=心が澄み晴れる・落ち着く。恋愛文脈の「(男が女のもとに)住む」は通い婚を背景に「通い続ける・夫婦として暮らす」意になる。

🧠 覚え方・ゴロ

山里に「住(す)む」/水も心も「澄(す)む」——すむ。

🏛 語源・成り立ち

「住む」「澄む」。落ち着いてそこにある意(住む)と、にごりが去って清らかになる意(澄む)。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 和歌で「すむ」が掛詞になるのはなぜ?

「住む」と「澄む」が同音だからです。「月がすむ(澄む)」と「(人が)すむ(住む)」を重ねて、情景と心情を同時に表す技法として用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心もすみゆく心地す」の「すみ」の意味は?
A 心が乱れる    B 心が澄み晴れる    C 心が沈む    D 心が急ぐ
Q2. 和歌で「すむ」が掛詞となる二語は?
A 住む・済む    B 住む・澄む    C 澄む・棲む    D 住む・染む
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