すごし

標準
現代仮名遣い:すごし / 読み:スゴシ
形容詞ク活用
感情語 頻出 現代語とのズレ注意

ぞっとするほど寂しい・もの寂しい/すばらしい

📖 意味

  1. 1
    ぞっとするほど寂しい、もの寂しい、不気味だ 中心義。荒涼として心細く、寒々とした情景・気配。
  2. 2
    (ぞっとするほど)すばらしい、心にしみる 身にしみる感動が良い方向へ振れたもの。

📜 出典・例文

月すごく澄める夜、人影もなし。

月がぞっとするほど寂しく澄みわたる夜で、人影もない。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『すごい(程度が大きい)』で訳すのは誤り。古文では《ぞっとするほど寂しい・不気味だ・荒涼としている》が中心。身にしみる感覚が良い方向に振れると『すばらしい』にもなる。

🧠 覚え方・ゴロ

「すごし」=“凄(すご)む”気配、ぞっとするほど寂しい・寒々。

🏛 語源・成り立ち

寒気がして肌に迫るような感覚を表す語。荒涼・不気味さから、身にしみるほどの感動(良い方向)へも広がった。

🔗 関連語・対義語

さびしもの寂しい・心細い すさまじ興ざめだ・殺風景だ

❓ よくある質問

Q. 「すごし」は現代語『すごい』と同じですか?

違います。古文では『ぞっとするほど寂しい・不気味だ』が中心で、単なる程度の強調ではありません。

Q. 良い意味にもなりますか?

はい。身にしみる感覚が良い方向へ振れて『(ぞっとするほど)すばらしい』の意にもなります。

🧩 確認クイズ

Q1. 古文「すごし」の中心的な意味は?
A 程度が大きい    B ぞっとするほど寂しい・不気味だ    C かわいい    D うれしい
Q2. 「月すごく澄める夜」の「すごく」の意味は?
A とても    B ぞっとするほど寂しく    C 明るく    D 急に
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