すべて

標準
現代仮名遣い:すべて / 読み:スベテ
副詞(総べて)
副詞 頻出 多義 打消で全否定

総じて・すべて・一般に/(打消を伴い)まったく〜ない・少しも〜ない

📖 意味

  1. 1
    総じて、すべて、一般に、全部で、みな 中心義。全体をひっくるめて。現代語に近い。
  2. 2
    (打消を伴い)まったく、少しも、全然(〜ない) 頻出。『すべて〜ず=まったく〜ない』の全否定。

📜 出典・例文

すべて言ふべきにもあらず。

まったく言うまでもないことだ(言いようもない)。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

漢字『総べて』。《総じて・すべて・一般に》が中心。打消を伴うと《まったく・少しも・全然(〜ない)》の全否定になる(『すべて〜ず』)。『つゆ・たえて・さらに』などと同じ全否定の呼応。肯定なら『すべて』、打消と結べば『まったく〜ない』と、下の表現で判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

「総(すべ)て」=総じて・すべて。打消と組めば“まったく〜ない・少しも〜ない”。

🏛 語源・成り立ち

動詞『統ぶ(すぶ)』に由来し、『全体をまとめて=総じて・すべて』の意。打消と呼応して『まったく〜ない』の全否定にも用いられた。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「すべて」はどう訳しますか?

肯定文では『総じて・すべて・一般に』、打消を伴えば『まったく・少しも(〜ない)』です。下の表現で判断します。

Q. 打消と呼応する他の副詞は?

『つゆ・たえて・さらに(=まったく〜ない)』などがあります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「すべて言ふべきにもあらず」の「すべて」の意味は?
A まったく(〜ない)    B 少しは    C すぐに    D かえって
Q2. 打消を伴わない「すべて」の意味は?
A 総じて・すべて    B まったく〜ない    C 決して    D そのまま
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