さうし

標準
現代仮名遣い:そうし / 読み:ソウシ
名詞
名詞 文物

冊子・とじ本/仮名で書いた書物・物語

📖 意味

  1. 1
    紙をとじ合わせた本・冊子・帳面 «中心義»巻物(巻子本)に対する、とじ本。
  2. 2
    仮名で書いた書物・物語・日記・歌書など とじ本に書かれた作品。

📜 出典・例文

この草子(さうし)に、思ふことを書きつく。

この冊子に、思うことを書きつける。

──『例文』
めづらしき物語のさうしを、乞ひて書き写す。

珍しい物語の本を、頼んで書き写す。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「草子・冊子」は、紙を重ねてとじた本の形式で、巻物(巻子本)と対比される。仮名で書いた物語・日記・随筆・歌書などを広く指す。「枕草子」の「草子」もこれで、とじ本に書きつけた随筆の意。

🧠 覚え方・ゴロ

紙をとじた「草子(さうし)」=冊子・とじ本・物語。

🏛 語源・成り立ち

漢語「冊子・草子(さうし)」。紙を重ねてとじた本の形式を指す。

🔗 関連語・対義語

ふみ手紙・書物・学問 まきもの巻物・巻子本

❓ よくある質問

Q. 「さうし(草子)」と巻物の違いは?

「草子・冊子」は紙をとじ合わせた本の形式、「巻物(巻子本)」は横に長くつないで巻いた形式です。「枕草子」の「草子」はとじ本に書いた随筆の意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「物語のさうしを、乞ひて書き写す」の「さうし」の意味は?
A 作者    B 冊子・とじ本    C 扇    D 琴
Q2. 「さうし」と対比される本の形式は?
A 巻物(巻子本)    B 屏風    C 掛軸だけ    D 碑
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