そそのかす

重要
現代仮名遣い:そそのかす / 読み:ソソノカス
動詞・サ行四段活用
頻出 行動

おだてる・けしかける・促す

📖 意味

  1. 1
    おだてる・その気にさせる・誘う 現代語と同じく、あおって行動させる意。
  2. 2
    せきたてる・催促する・促す 「早くするように」と急がせる中立的な意。古文で頻出。

📜 出典・例文

友だちの、そそのかして、月見にいざなふ。

友人が、しきりに誘って、月見に連れ出す。

──『例文』
供の者、はやく出でたまへとそそのかし申す。

お供の者が、早くお出になってくださいとおせきたて申し上げる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語では「悪事に誘う」の悪い意味に偏るが、古文では「促す・せきたてる」という中立的な意味が主。悪意の有無を文脈で判断すること。

🧠 覚え方・ゴロ

「そそっ」と背中を押して「かす(急かす)」——そそのかす=せきたてる・おだてる。

🏛 語源・成り立ち

「そそ」(そそくさと動くさま)+「〜かす」(他動化)。落ち着かず動き出させるさまから。

🔗 関連語・対義語

いざなふ誘う・連れ立つ こしらふなだめる・言いつくろう

❓ よくある質問

Q. 現代語の「そそのかす」との違いは?

現代語は「悪事に誘う」という悪い意味が中心ですが、古文では「せきたてる・促す」という中立的な意味でもよく使われます。文脈で判断しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「はやく出でたまへとそそのかし申す」の「そそのかし」の意味は?
A だます    B せきたてる    C ほめる    D 止める
Q2. 「そそのかす」が古文で表す中立的な意味は?
A 教える    B 促す・急がせる    C 隠す    D 疑う
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