そで

重要
現代仮名遣い:そで / 読み:ソデ
名詞
和歌

袖(涙・別れ・逢瀬を象徴する)

📖 意味

  1. 1
    袖(衣の腕を覆う部分) そのままの意
  2. 2
    (比喩)涙・悲しみの象徴 涙を受け・拭う袖から、悲しみを表す
  3. 3
    (比喩)逢瀬・別れの象徴 袖を交わす・袖を分かつなど、男女の仲を表す

📜 出典・例文

袖の涙のかわく間もなし。

袖の涙が乾く間もない(=泣き続ける)。

──『例文』
袖をしぼりつつ別る。

袖を(涙で)絞りながら別れる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

和歌では涙と結びつき、『袖がぬれる・袖をしぼる』で深い悲しみ・涙を表す最重要の景物。また『袖を交わす(共寝)』『袖を分かつ(別れる)』など、恋・別れの象徴でもある。序詞・縁語の要としても頻出。

🧠 覚え方・ゴロ

「袖=涙を受ける・拭う=悲しみの象徴」と、涙とセットで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「そで」は衣の腕を覆う部分。涙を拭い・受けることから、和歌で涙・悲しみ・恋の象徴として多用された。

🔗 関連語・対義語

たもと袂・袖の下の垂れた部分 なみだ

❓ よくある質問

Q. なぜ袖が涙の象徴に?

泣くとき涙を受け・拭うのが袖だからです。『袖がぬれる・袖をしぼる』は、涙が止まらないほどの深い悲しみを表す和歌の常套表現になりました。

Q. 恋や別れとも関わる?

はい。『袖を交わす(共寝する)』『袖を分かつ(別れる)』など、男女の仲や別れの象徴としても用いられます。恋の歌に欠かせない景物です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「袖の涙のかわく間もなし」が表すのは?
A 泣き続けて深く悲しむこと    B 洗濯が乾かないこと    C 汗をかくこと    D 袖が破れること
Q2. 和歌で袖が象徴するものに含まれないのは?
A 勝利の喜び    B 涙・悲しみ    C 逢瀬(共寝)    D 別れ
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