しづむ

標準
現代仮名遣い:しずむ / 読み:シズム
動詞・マ行四段活用
基本動詞

沈む/(心が)沈む・(身が)落ちぶれる・埋もれる

📖 意味

  1. 1
    (水中に)沈む・沈み込む «中心義»水中に沈む。現代語に残る。
  2. 2
    (心が)沈む・ふさぐ・物思いに沈む 「もの思ひにしづむ」。
  3. 3
    (身が)落ちぶれる・世に埋もれる・出世できない・零落する «要注意»「身をしづむ(落ちぶれる)」「下﨟(げらふ)にしづむ」。

📜 出典・例文

もの思ひにしづみて、明かし暮らす。

物思いに沈んで、日々を過ごす。

──『例文』
世にしづみて、名も知られず。

世に埋もれて(落ちぶれて)、名も知られない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「水中に沈む」が中心で、「心が沈む・ふさぐ」「身が落ちぶれる・世に埋もれる・出世できない」の意も要注意。「身をしづむ」「世にしづむ」は零落・不遇を表す。他動詞「しづむ(沈める・鎮める=しずめる)」もある。対義的な「うかぶ(浮かぶ・出世する)」。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

水も心も身も「沈(しづ)む」=沈む・落ちぶれる。

🏛 語源・成り立ち

「沈(しづ)む」。水中に沈む意から、心・身の沈み・零落へ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「世にしづむ」はどう訳す?

「世に埋もれる・落ちぶれる・出世できずに不遇でいる」と訳します。「しづむ」には、水に沈む意から転じて、身が零落する・世に認められない意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「世にしづみて、名も知られず」の「しづみ」の意味は?
A 栄えて    B 世に埋もれて・落ちぶれて    C 旅立って    D 出家して
Q2. 「しづむ」と対をなす語は?
A うかぶ(浮かぶ)    B さく(咲く)    C もゆ(燃ゆ)    D かる(枯る)
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