しづく

標準
現代仮名遣い:しずく / 読み:シズク
名詞
名詞 自然 和歌

雫・したたり落ちる水滴/(涙の比喩)

📖 意味

  1. 1
    雫・滴・したたり落ちる水滴 «中心義»露・雨・涙などのしたたり。現代語「しずく」に残る。
  2. 2
    (涙の比喩)涙のしたたり «和歌»「袖のしづく(涙)」。

📜 出典・例文

あしひきの山のしづくに妹(いも)待つと、われ立ちぬれぬ山のしづくに。

山の木々からしたたる雫(の下)で、あなたを待つといって、私は立ちながら濡れてしまった、山の雫で。

──『万葉集』
袖のしづく、乾く間もなし。

袖の雫(涙)が、乾く間もない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「雫(したたり落ちる水滴)」を指す。露・雨・涙などのしたたり。和歌では「露」「涙」とともに、はかなさ・悲しみの象徴。「山のしづく(木々からしたたる雫)」「袖のしづく(涙)」など。「露(つゆ)」と近い。動詞「しづく(雫く=したたる)」もある。現代語「しずく」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

したたる「雫(しづく)」=水滴・涙。

🏛 語源・成り立ち

「雫(しづく)」。したたり落ちる水滴の意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「袖のしづく」はどう訳す?

「袖の雫」=「袖にしたたる涙」を指します。和歌では、雫が涙の比喩として用いられ、袖が涙で濡れる=悲しみの象徴となります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「山のしづくに……立ちぬれぬ」の「しづく」の意味は?
A 山の音    B したたり落ちる水滴    C 山の道    D 山の峰
Q2. 和歌で「しづく」が比喩することがあるのは?
A 涙    B 怒り    C 眠り    D 香り
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