しづ

標準
現代仮名遣い:しず / 読み:シズ
名詞
名詞 和歌 身分

身分の低い者・賤しい民

📖 意味

  1. 1
    身分の低い者・卑しい民 庶民、特に田舎で働く人々

📜 出典・例文

しづの伏屋に宿る。

身分の低い者の粗末な家に泊まる。

──『例文』
しづのをの賤が業。

身分の低い男の、卑しい仕事。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『身分の低い者・卑しい民』で、多く田舎で農作業などに従事する庶民を指す。「しづのを(賤の男)」「しづのめ(賤の女)」「しづが伏屋(粗末な家)」の形で和歌に詠まれ、素朴な田園・庶民の生活を表す。高貴な「あて」の対。

🧠 覚え方・ゴロ

「“賤(しづ)”=身分の低い者・賤しい民」と、賤で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「しづ(賤)」は、身分の低いさま・卑しい民の意。形容詞「いやし(賤し)」に通じる。

🔗 関連語・対義語

しづのめ賤の女・身分の低い女 あて身分が高い・上品だ

❓ よくある質問

Q. 「しづのを」「しづのめ」とは?

それぞれ『賤の男』『賤の女』で、身分の低い男女、特に田舎で働く庶民を指します。和歌では、素朴な田園の暮らしを表す語として用いられます。

Q. 和歌に詠まれるのはなぜ?

高貴な世界と対照的な、素朴で慎ましい庶民の生活が、かえって風雅・情趣を感じさせるものとして詠まれました。『しづが伏屋(粗末な家)』などが景物になります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「しづ」の意味は?
A 身分の低い者・賤しい民    B 身分の高い貴族    C 僧侶    D 武士の大将
Q2. 「しづ」の対にあたる語は?
A あて(身分が高い)    B しな(品)    C ほど(程度)    D きは(際)
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