しとみ

標準
現代仮名遣い:しとみ / 読み:シトミ
名詞
有職故実 住居 頻出

蔀(格子に板を張った、上げ下げする建具)

📖 意味

  1. 1
    蔀・蔀戸(格子に板を張った上げ下げ式の建具) 寝殿造りの外周にあり、日光・風雨を防ぐ

📜 出典・例文

しとみを上げて、外を見出だす。

蔀を上げて、外を見やる。

──『例文』
夕さればしとみを下ろす。

夕方になると蔀を下ろす。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

寝殿造りの建具で、格子の裏に板を張ったもの。ふつう上半分を外側へ跳ね上げて開け、下半分ははめ込み式。上げれば採光・眺望ができ、下ろせば雨風・視線を防ぐ。当時の住居空間を読む鍵となる語。

🧠 覚え方・ゴロ

「“蔀(しとみ)”=しっかり“止(と)め”て風雨を防ぐ建具」と、止めるで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「蔀(しとみ)」は、日光・風雨をさえぎる建具の意。動詞「しとむ(さえぎる)」に由来するとされる。

🔗 関連語・対義語

みす御簾・すだれ かうし格子

❓ よくある質問

Q. 「しとみ」はどんな建具?

格子の裏に板を張った、上げ下げ式の建具です。多くは上半分を外へ跳ね上げて開け、採光や眺望をし、下ろすと雨風や外からの視線を防ぎます。寝殿造りの外周に用いられました。

Q. 「みす(御簾)」との違いは?

「しとみ」は板張りの堅い建具で開閉するもの、「みす」は竹を編んだ簾(すだれ)で、室内の仕切りや目隠しに垂らすものです。役割が異なります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「しとみを上げる」場面で分かることは?
A 採光・外を見るために建具を開けた    B 門を閉ざした    C 灯りを消した    D 床を張り替えた
Q2. 「しとみ」とは何か?
A 格子に板を張った上げ下げ式の建具    B 食器    C 楽器    D 牛車の部品
← 古文・古典合格メニューへもどる