したふ

重要
現代仮名遣い:したう / 読み:シタウ
動詞ハ行四段
感情語 頻出 思慕

慕う・恋しく思う/あとを追う

📖 意味

  1. 1
    恋しく思って慕う・なつかしむ 心引かれて、そばにいたいと思う
  2. 2
    (別れがたく)あとを追う・ついて行く 去る人・物を追って行く

📜 出典・例文

母をしたひて泣く。

母を慕って泣く。

──『例文』
行く春をしたふ心。

過ぎ去る春を慕い惜しむ心。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『恋しく慕う』と『あとを追う』の二面。人・母などへの思慕のほか、『行く春をしたふ』のように去りゆく季節・時を惜しみ慕う用法も。別れがたい気持ちから、実際にあとを追う意にもなる。愛惜の情を表す。

🧠 覚え方・ゴロ

「“慕(した)ふ”=慕う・あとを慕って追う」と、慕うで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「したふ」は、心引かれて後を追う・恋しく思う意。人・季節への思慕・愛惜を表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 季節にも使う?

はい。『行く春をしたふ(過ぎ去る春を慕い惜しむ)』のように、去りゆく季節や時を惜しみ慕う用法があります。愛惜の情を表します。

Q. 『あとを追う』の意味は?

別れがたい気持ちから、去る人・物のあとを実際に追って行く意です。思慕が強いあまり、後を追うさまを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「行く春をしたふ」の意味は?
A 過ぎ去る春を慕い惜しむ    B 春の訪れを喜ぶ    C 春を嫌う    D 春を忘れる
Q2. 「したふ」の意味に含まれないものは?
A 見捨てる    B 慕う    C なつかしむ    D あとを追う
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