しりやう

標準
現代仮名遣い:しりょう / 読み:シリョウ
名詞
信仰 頻出 物の怪

死霊(死んだ人の霊が祟るもの)

📖 意味

  1. 1
    死霊(死んだ人の霊が祟るもの) 死者の霊が人に取りつき、災いをなす

📜 出典・例文

亡き人のしりやう、取りつきて悩ます。

亡き人の死霊が、取りついて苦しめる。

──『例文』
しりやうのしわざにや、病重る。

死霊のしわざであろうか、病が重くなる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

死んだ人の霊が、この世の人に取りついて祟るもの。生きた人の霊が抜け出る『生霊(いきりやう)』と対をなす。病や死をもたらす物の怪として恐れられ、験者の加持祈祷で退散させようとした。恨みを残した死者の霊は怨霊ともなる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“死(し)霊(りやう)”=死者の霊が祟る」と、死んだ人=死霊で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「死(し)+霊(りやう)」で、死んだ人の霊の意。生霊と対をなし、人に取りついて祟るものを表す。

🔗 関連語・対義語

いきりやう生霊・生きた人の霊 もののけ物の怪・祟りをなす霊

❓ よくある質問

Q. 「死霊」と「生霊」の違いは?

「死霊(しりやう)」は死んだ人の霊、「生霊(いきりやう)」は生きている人の霊が抜け出たものです。ともに人に取りついて祟る物の怪ですが、本人が死んでいるか生きているかで異なります。

Q. 怨霊とは違う?

恨みを残して死んだ死霊が『怨霊(おんりやう)』となり、強い祟りをなします。死霊のうち、特に強い恨みを抱くものが怨霊と呼ばれると考えるとよいでしょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「しりやう」の意味は?
A 死んだ人の霊が祟るもの    B 生きた人の霊    C 守り神    D 山の獣
Q2. 「死霊」と対をなすのは?
A 生霊(いきりやう)    B 菩薩    C 如来    D 験者
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