しのびやかなり

標準
現代仮名遣い:しのびやかなり / 読み:シノビヤカナリ
形容動詞・ナリ活用
評価語 様子

ひっそりしている・人目を忍ぶさまだ

📖 意味

  1. 1
    ひっそりしている・静かで目立たない・ひそやかだ «中心義»音や気配が抑えられているさま。
  2. 2
    人目を忍ぶさまだ・こっそりしている・内密だ 人に知られまいとするさま。

📜 出典・例文

しのびやかに、御格子(みかうし)たたく音す。

ひっそりと、御格子をたたく音がする。

──『例文』
しのびやかなる御ありきなれば、供も少なし。

人目を忍ぶお忍びの外出なので、お供も少ない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

動詞「しのぶ(人目を避ける・こらえる)」+接尾語「やかなり」で、「ひっそりしている・人目を忍ぶさまだ」。貴人のお忍びの外出(御忍びありき)や、ひそかな訪れの場面で頻出。「あらはなり(目立つ・公然だ)」の対。

🧠 覚え方・ゴロ

「忍(しの)ぶ」さま——しのびやかなり=ひっそり・人目を忍ぶ。

🏛 語源・成り立ち

動詞「忍(しの)ぶ」+接尾語「やかなり」。ひそやかなさまを表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「しのびやかなる御ありき」とは?

「人目を忍ぶお忍びの外出」の意です。貴人が身分を隠し、供を少なくしてひそかに出歩くことを指します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「しのびやかに、御格子たたく音す」の「しのびやかに」の意味は?
A 大きな音で    B ひっそりと    C 急いで    D 楽しげに
Q2. 「しのびやかなり」のもとになった動詞は?
A しのぶ    B しる    C しく    D しむ
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