しむ

標準
現代仮名遣い:しむ / 読み:シム
動詞・マ行四段/下二段
基本動詞 心情

染まる・(心に)しみる・執着する

📖 意味

  1. 1
    (色・香などが)染まる・染みつく・染める «原義»色や香がしみつく。「梅が香に袖しむ」。
  2. 2
    (心・体に)しみる・深く感じ入る・身にしみる «中心義»深く感じる。「心にしむ」。現代語に残る。
  3. 3
    深く思う・執着する・心引かれる・思い込む «要注意»「思ひしむ(深く思い込む)」。

📜 出典・例文

梅が香に、袖のしみて、なつかし。

梅の香りが、袖に染みついて、心引かれる。

──『例文』
そのことばの、心にしみておぼゆ。

その言葉が、心にしみて感じられる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「(色・香が)染まる」原義から、「(心・体に)しみる・深く感じ入る」「深く思う・執着する」意へ。「心にしむ(心にしみる・深く感じる)」「思ひしむ(深く思い込む)」で頻出。四段(自動詞的)・下二段(他動詞的)両様。現代語「染みる」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

色も思いも「染(し)む」——しむ=染まる・心にしみる・執着する。

🏛 語源・成り立ち

「染(し)む/沁む」。色・香がしみつく意から、心にしみ込む・執着する意へ。

🔗 関連語・対義語

おもひしむ深く思い込む・執着する あはれしみじみとした感動

❓ よくある質問

Q. 「心にしむ」はどう訳す?

「心にしみる・深く感じ入る・身にしみて感じる」と訳します。感情や言葉が心の奥深くまで浸透してくるさまを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「そのことばの、心にしみておぼゆ」の「しみ」の意味は?
A 心から消えて    B 心にしみて・深く感じられて    C 心を乱して    D 心を閉ざして
Q2. 「しむ」の原義は?
A (色・香が)染まる    B 眠る    C 走る    D 怒る
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