しめす

標準
現代仮名遣い:しめす / 読み:シメス
動詞・サ行四段活用
基本動詞

示す・指し示す・教え導く

📖 意味

  1. 1
    示す・指し示す・見せる・提示する «中心義»相手にわかるように見せる。現代語に残る。
  2. 2
    教え導く・さとす・指図する 道理・方法を教える。
  3. 3
    (内心・気持ちを)表す・態度に出す 心のうちを外に示す。

📜 出典・例文

道を人にしめして、みづからは行かず。

道を人に示して(教えて)、自分では行かない。

──『例文』
手本をしめして、書かせたてまつる。

手本を示して、お書かせ申し上げる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「相手にわかるように見せる・指し示す」が中心で、「教え導く・さとす」意も。尊敬語「しろしめす(お治めになる・ご存じだ)」の一部にこの「しめす」が含まれる。「示す」意の基本動詞として現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

指して「示(しめ)す」——しめす=示す・教え導く。

🏛 語源・成り立ち

「示(しめ)す」。相手にわかるように見せ、指し示す意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「しめす」と尊敬語「しろしめす」の関係は?

「しろしめす(お治めになる・ご存じでいらっしゃる)」は「知る」の尊敬語で、成り立ちに「しめす」系の要素を含みます。ただし意味は「示す」とは異なるので、区別して覚えましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「道を人にしめして」の「しめし」の意味は?
A 道をふさいで    B 道を示して・教えて    C 道を忘れて    D 道を疑って
Q2. 「しめす」と近い意味の語は?
A をしふ    B はべり    C やつす    D まどふ
← 古文・古典合格メニューへもどる