しま

標準
現代仮名遣い:しま / 読み:シマ
名詞
名詞 自然 文化

島/(庭園の)築山・中島・庭

📖 意味

  1. 1
    島・水に囲まれた陸地 «中心義»海や湖の島。現代語に残る。
  2. 2
    (庭園の池に築いた)中島・築山・庭園・泉水 «要注意»貴族の邸の、池と中島を配した庭。「島つくり(作庭)」。

📜 出典・例文

沖の島に、舟をよせて泊まる。

沖の島に、舟を寄せて泊まる。

──『例文』
御前(おまへ)の島、木立ちおもしろく作れり。

御殿の前の庭園は、木立ちが趣深く作ってある。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「島」が中心だが、「(庭園の池に築いた)中島・築山」から転じて「庭園・泉水」全体を指す用法が要注意(「島つくり=作庭」「前栽(せんざい)の島」)。貴族の邸では池を掘り中島を築いた庭園を「島」と呼んだ。海の島は流離・隔絶の情景にも。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

海の「島(しま)」/庭園の中島・庭。

🏛 語源・成り立ち

「島(しま)」。水に囲まれた陸地。庭園の池の中島から、庭園自体の意へ。

🔗 関連語・対義語

せんざい前栽・庭の植え込み やど家・住まい・庭

❓ よくある質問

Q. 古文の「しま」が「庭園」を指すのはなぜ?

貴族の邸では、池を掘り、その中に中島(島)を築いて庭園を造りました。その中島を「島」と呼んだことから、転じて庭園・泉水全体を「島」と指すようになりました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「御前の島、木立ちおもしろく作れり」の「島」の意味は?
A 海の島    B 庭園・築山    C 港    D 岬
Q2. 貴族の邸で「島」が指したのは?
A 池に築いた中島・庭園    B 屋根    C 門    D 蔵
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