しぐれ

重要
現代仮名遣い:しぐれ / 読み:シグレ
名詞
季語 和歌

初冬に降ったりやんだりする通り雨

📖 意味

  1. 1
    初冬の、降ったりやんだりする通り雨 晩秋〜初冬の景物。長続きしない雨
  2. 2
    (比喩)涙・はかなさ 涙が降るさま、また無常のたとえに用いる

📜 出典・例文

神無月のしぐれに濡れて帰る。

十月の時雨に濡れて帰る。

──『例文』
袖のしぐれぞ乾く間もなき。

袖に降る(涙の)時雨は乾く間もない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

初冬(陰暦十月ごろ)の景物で、すぐ降りやむのが特徴。移ろいやすさから『無常・はかなさ・涙』の象徴となり、また木々を色づかせる雨としても詠まれる。冬の季語。

🧠 覚え方・ゴロ

「“時(し)々降(ぐ)れる”=時雨=降ったりやんだり」と、時々の雨で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「過ぐる(すぐる)」に由来し、さっと通り過ぎる雨の意とされる。初冬の通り雨を指す景物語。

🔗 関連語・対義語

むらさめひとしきり強く降る雨 あられ霰・冬に降る氷の粒

❓ よくある質問

Q. 「しぐれ」はいつの季節?

晩秋から初冬(陰暦十月ごろ)です。冬の季語として扱われ、木々を染め、やがて散らす雨として詠まれます。

Q. なぜ涙のたとえになるの?

降ってはやむ移ろいやすさと、袖を濡らすイメージから、『涙』や人生の『無常・はかなさ』の象徴として和歌に用いられました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「しぐれ」の説明として正しいものは?
A 初冬の降ったりやんだりする通り雨    B 夏の激しい夕立    C 春の長雨    D 真夏の日照り
Q2. 「しぐれ」が象徴するものは?
A 無常・涙・はかなさ    B 繁栄・富    C 勝利    D 豊作
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