せむかたなし

重要
現代仮名遣い:せんかたなし / 読み:センカタナシ
形容詞・ク活用(連語)
感情語 頻出

どうしようもない・しかたがない

📖 意味

  1. 1
    どうしようもない・なすすべがない・処置のしようがない 打つ手がないさま。
  2. 2
    がまんできない・やりきれない・たまらない 感情が高じて抑えきれない意にも。

📜 出典・例文

いかにせむとすれど、せむかたなし。

どうしようとしても、どうしようもない。

──『例文』
恋しさのせむかたなくて、文(ふみ)をやる。

恋しさがたまらなくて、手紙を送る。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「せむ方(=すべき方法・手段)」+「なし」。「どうしようもない」に加え、感情がこらえきれない「やりきれない・たまらない」の意でも頻出。「すべなし」「わりなし」と同系の心情語。

🧠 覚え方・ゴロ

「せむ方(すべき手段)」がない——せむかたなし=どうしようもない。

🏛 語源・成り立ち

動詞「す」の未来「せむ」+「方(かた)」(手段)+「なし」。「なすべき手段がない」意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 感情の場面での「せむかたなし」は?

「がまんできない・やりきれない・たまらない」と訳します。恋しさや悲しさが高じて抑えきれない心情を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いかにせむとすれど、せむかたなし」の「せむかたなし」の意味は?
A うまくいく    B どうしようもない    C 面白い    D 急がしい
Q2. 「せむかたなし」の「せむ」のもとになった動詞は?
A 住む    B す(する)    C 責む    D 攻む
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