せむ

標準
現代仮名遣い:せめる / 読み:セム
動詞・マ行下二段活用
基本動詞 武士

攻める・攻撃する/責める・非難する/せきたてる・催促する

📖 意味

  1. 1
    (敵・城を)攻める・攻撃する・攻め寄せる «攻む»«中心義»武力で攻撃する。現代語に残る。
  2. 2
    責める・非難する・とがめる・問いつめる «責む»過失をとがめる。現代語に残る。
  3. 3
    せきたてる・催促する・強く求める・苦しめる 「いたく責む(ひどくせきたてる)」。副詞「せめて(無理に)」。

📜 出典・例文

城(しろ)を三方(みかた)より攻む。

城を三方から攻める。

──『例文』
あやまちを責めて、罰(ばつ)を加ふ。

過失を責めて、罰を加える。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「(敵を)攻める」(攻む)と「責める・非難する」(責む)が同音で、文脈で見分ける。「せきたてる・催促する・苦しめる」の意も。マ行下二段活用で連体形「せむる」に注意。副詞「せめて(無理に・せつに・せめて)」も同系。「あらそふ」「たたかふ」と関連。現代語「攻める・責める」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

敵を「攻(せ)む」/過失を「責(せ)む」——せむ。

🏛 語源・成り立ち

「攻(せ)む/責む」。武力で攻める意、過失をとがめる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「攻む」と「責む」はどう見分ける?

文脈で判断します。城・敵など武力の対象を「攻める」なら「攻む」、過失・人を「責める・非難する」なら「責む」です。どちらもマ行下二段で同じ活用です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「あやまちを責めて、罰を加ふ」の「責め」の意味は?
A 攻撃する    B 非難する・とがめる    C ほめる    D 許す
Q2. 「せむ」の活用の種類は?
A マ行四段    B マ行下二段    C マ行上二段    D マ行変格
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