せきや

標準
現代仮名遣い:せきや / 読み:セキヤ
名詞
有職故実 和歌 関所

関屋(関所の番人の詰める小屋)

📖 意味

  1. 1
    関屋(関所の番人が詰める小屋) 関所に設けられた番小屋

📜 出典・例文

逢坂のせきやを過ぐ。

逢坂の関屋を通り過ぎる。

──『例文』
せきやの板びさし、荒れたり。

関屋の板びさしが、荒れている。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

関所に設けられた、関守(せきもり=番人)の詰める小屋。旅路の景物として和歌に詠まれる。特に『逢坂(あふさか)の関』は『逢ふ』を掛ける歌枕として有名。源氏物語の巻名『関屋』もこれにちなむ。荒れた関屋は旅愁を誘う。

🧠 覚え方・ゴロ

「“関(せき)屋(や)”=関所の番小屋」と、関+小屋で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「関(せき)+屋(や=小屋)」で、関所の番人が詰める小屋の意。旅の景物として詠まれた。

🔗 関連語・対義語

せきもり関守・関所の番人 あふさかのせき逢坂の関(歌枕)

❓ よくある質問

Q. 「関屋」と「関守」の違いは?

「関屋」は関所の番小屋(建物)、「関守(せきもり)」はその番人(人)です。関守が関屋に詰めて、通行人を見張りました。

Q. なぜ和歌に詠まれる?

旅路の印象的な景物であり、荒れた関屋は旅愁を誘います。特に『逢坂の関』は『逢ふ』を掛ける歌枕として、恋の歌にも多く用いられました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「せきや(関屋)」とは?
A 関所の番人が詰める小屋    B 宿屋    C 米屋    D 船着き場
Q2. 「逢坂の関」が掛ける語は?
A 逢ふ    B 追ふ    C 老ふ    D 覆ふ
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