せちに

標準
現代仮名遣い:せちに / 読み:セチニ
副詞
副詞 頻出 熱心

ひたすら・しきりに・切に

📖 意味

  1. 1
    ひたすら・しきりに・熱心に・切に 強く心を込めて、たびたび行うさま

📜 出典・例文

せちにいさめきこゆれど、聞かず。

しきりにお諫め申し上げるが、聞き入れない。

──『例文』
せちに出家を願ふ。

ひたすら出家を願う。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

形容動詞「せちなり(切なり)」の連用形で、『ひたすら・しきりに・切に』。強く心を込めて熱心に、またたびたびするさまを表す。「せめて」「あながちに」「ひたすら」と近い、程度・熱意を強める副詞。

🧠 覚え方・ゴロ

「“切(せち)に”=切(せつ)に・ひたすら」と、切にで覚える。

🏛 語源・成り立ち

形容動詞「せちなり(切なり)」の連用形。切実な思いを込めて熱心にするさま=ひたすら・しきりにを表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ひたすら」との違いは?

意味は近く、ともに『いちずに・しきりに』を表します。「せちに」は切実さ・熱心さ、「ひたすら」は一途さに重心があり、しばしば言い換え可能です。

Q. どんな動作に付く?

願う・諫める・頼むなど、強く心を込めて繰り返す動作に付くことが多いです。『せちに願ふ・せちにいさむ』のように用います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「せちに出家を願ふ」の意味は?
A ひたすら出家を願う    B いやいや出家する    C 少しだけ願う    D 出家を諦める
Q2. 「せちに」のもとの語は?
A せちなり(切なり)    B せまし(狭し)    C せむ(攻む)    D せく(急く)
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