ささふ

標準
現代仮名遣い:ささえる / 読み:ササウ
動詞・ハ行下二段活用
基本動詞

支える・防ぎとめる・さえぎる

📖 意味

  1. 1
    支える・つっかえ棒をする・ささえ持つ «中心義»倒れないようにささえる。現代語に残る。
  2. 2
    防ぎとめる・くいとめる・さえぎる・食い止める «要注意»「敵をささふ(敵の攻撃を防ぎとめる)」。
  3. 3
    (涙・言葉などを)おさえる・こらえる 「涙をささふ」。

📜 出典・例文

戸を内よりささへて、開けさせず。

戸を内側から(つっかえて)ささえて、開けさせない。

──『例文』
寄せ来る敵を、しばしささふ。

攻め寄せてくる敵を、しばらく防ぎとめる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「支える」が中心で、「防ぎとめる・くいとめる・さえぎる」「(涙を)おさえる」の意も。ハ行下二段活用で連体形「ささふる」に注意。合戦で「敵をささふ(敵を防ぎとめる)」の用法が要注意。「さはる(障る=さしつかえる)」とは別語。現代語「支える」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

倒れぬよう「支(ささ)ふ」/敵を防ぎとめる——ささふ。

🏛 語源・成り立ち

「支(ささ)ふ」。倒れないようにささえる意。防ぎとめる意へ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「敵をささふ」はどう訳す?

「敵(の攻撃)を防ぎとめる・くいとめる・食い止める」と訳します。「ささふ」には、支える意から転じて、攻めてくるものを防ぎとめる意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「寄せ来る敵を、しばしささふ」の「ささふ」の意味は?
A 敵を助ける    B 敵を防ぎとめる    C 敵を追う    D 敵に従う
Q2. 「ささふ」の活用の種類は?
A ハ行四段    B ハ行下二段    C ハ行上二段    D ハ行変格
← 古文・古典合格メニューへもどる