さまよふ

標準
現代仮名遣い:さまよう / 読み:サマヨウ
動詞ハ行四段
動作語 頻出 流離

あてもなくさまよう・さすらう

📖 意味

  1. 1
    あてもなく歩きまわる・さすらう 行く先が定まらず、うろうろと動く
  2. 2
    (声・香などが)ただよう・ゆらめく はっきりせず、ゆらゆらと漂う

📜 出典・例文

道も知らず、野をさまよふ。

道もわからず、野をさまよう。

──『例文』
笛の音、風にさまよふ。

笛の音が、風にのってただよう。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『あてもなく歩きまわる(さすらう)』が中心で、旅・流離の場面に多い。声・香など無形のものを主語にすると『ただよう』の意になる。「まよふ」と近いが、より漂泊・ただようニュアンスが強い。

🧠 覚え方・ゴロ

「“さま(様)”が定まらず“ようふ”=さまよう」と、様子が定まらないで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「さ迷ふ」で、方向が定まらずうろつくさま。人の漂泊にも、声・香のただよいにも用いられた。

🔗 関連語・対義語

まよふ迷う・思い乱れる さすらふさすらう・流浪する

❓ よくある質問

Q. 無形のものが主語になる例は?

『笛の音が風にさまよふ』のように、声・香・煙などが『ゆらゆらとただよう』意で用いられます。人の漂泊だけではありません。

Q. 「まよふ」とどう違う?

「まよふ」は道や心に迷う意が中心、「さまよふ」はあてもなく動きまわる・ただよう漂泊のニュアンスが強い語です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「野をさまよふ」の意味は?
A あてもなく野を歩きまわる    B 野を耕す    C 野で眠る    D 野を焼く
Q2. 「笛の音、風にさまよふ」の「さまよふ」は?
A ただよう・ゆらめく    B とだえる    C 高鳴る    D こだまする
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