さかし

標準
現代仮名遣い:さかし / 読み:サカシ
形容詞シク活用(賢し)
評価語 頻出 プラス・マイナス両用

賢い・しっかりしている/利口ぶる・こざかしい

📖 意味

  1. 1
    賢い、すぐれている、しっかりしている プラス。知的で分別があり、気丈でしっかりしているさま。
  2. 2
    利口ぶる、こざかしい、生意気だ、さしでがましい マイナス。賢さをひけらかす・出過ぎているさま。

📜 出典・例文

女のさかしきは、なかなか心づきなし。

女が利口ぶっているのは、かえって気に食わない。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『賢し』で、《賢い・しっかりしている(プラス)》と《利口ぶる・こざかしい(マイナス)》の両用。『かしこし』が畏敬・程度も含む広い語なのに対し、『さかし』は知恵・分別の評価が中心で、皮肉なマイナス評価に傾くことが多い。

🧠 覚え方・ゴロ

「賢(さか)し」=賢い、でも度が過ぎると“こざかしい”。良し悪し両方。

🏛 語源・成り立ち

『栄(さか)ゆ』などと同根で、気力・知恵が盛んなさまが原義。賢明さ(プラス)と、出過ぎ・小賢しさ(マイナス)の両評価をもつ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「さかし」はよい意味ですか、悪い意味ですか?

両用です。『賢い・しっかりしている(プラス)』にも、『利口ぶる・こざかしい(マイナス)』にもなります。文脈で判断します。

Q. 「かしこし」との違いは?

「かしこし」は畏敬や程度の甚だしさも含む広い語、「さかし」は知恵・分別の評価が中心で、皮肉なマイナスに傾きやすい語です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「さかしき女」がマイナスの意のとき、意味は?
A 賢い女    B 利口ぶる・こざかしい女    C 美しい女    D 身分の低い女
Q2. 「さかし」の説明として正しいものは?
A 常にほめ言葉    B 良い意味にも悪い意味にもなる    C 常にけなし言葉    D 敬語である
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