さへ

重要
現代仮名遣い:さえ / 読み:サエ
副助詞
助詞 頻出

〜までも・その上〜も(添加)

📖 意味

  1. 1
    〜までも・その上〜も・おまけに〜も(添加) «中心義»あるものに、さらに別のものを添え加える。「雨さへ降りぬ(その上、雨までも降った)」。

📜 出典・例文

風吹き、波荒く、雨さへ降りて、いとわびし。

風が吹き、波が荒く、その上雨までも降って、たいそうつらい。

──『例文』
月の光さへ、雲にかくれぬ。

月の光までも、雲に隠れてしまった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

«要注意»古文の「さへ」は「〜までも・その上〜も」という「添加」の意(あるものに別のものを添える)。現代語「さえ」(=〜すら・類推)とは意味が違う。「だに・すら(類推)」と「さへ(添加)」の区別が超頻出の識別ポイント。「雨さへ降りぬ=その上雨までも降った」。

🧠 覚え方・ゴロ

その上「〜さへ」=〜までも(添加)。現代語「さえ」とは違う。

🏛 語源・成り立ち

副助詞「さへ」。あるものにさらに添え加える意(添加)。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 古文の「さへ」は現代語の「さえ」と同じ?

違います。古文の「さへ」は「〜までも・その上〜も」という添加の意で、現代語「さえ(=〜すら・類推)」とは異なります。「だに・すら(類推)」と「さへ(添加)」の区別が重要です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「雨さへ降りて」の「さへ」の意味は?
A せめて雨だけでも    B その上雨までも    C 雨さえも(類推)    D 雨のみ
Q2. 古文の「さへ」が表すのは?
A 添加(〜までも)    B 類推(〜さえ)    C 限定(〜だけ)    D 打消
← 古文・古典合格メニューへもどる