さへづる

標準
現代仮名遣い:さえずる / 読み:サエズル
動詞ラ行四段
動作語 和歌

(鳥が)さえずる/わけのわからない言葉を早口で言う

📖 意味

  1. 1
    (鳥が)さえずる・鳴く 小鳥がしきりに鳴くさま
  2. 2
    わけのわからない言葉を早口で言う 聞き取れない言葉・方言などを、やや見下していう

📜 出典・例文

鶯のさへづる春。

鶯がさえずる春。

──『例文』
田舎人のさへづるを、え聞き分かず。

田舎の人が早口で言うのを、聞き分けられない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『鳥がさえずる』が基本だが、人の言葉を『わけのわからない早口・方言』として、やや軽んじていう用法もある点が古文的。都の人が地方の言葉を聞き取れず『さへづる』と表すなど、当時の言語意識が読み取れる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“囀(さへづ)る”=鳥がさえずる/人が意味不明に早口で言う」と、鳥のさえずりで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「さへづる」は、鳥がしきりに鳴くさま。転じて、聞き取れない人の言葉を鳥の声のように見なす軽い用法も生じた。

🔗 関連語・対義語

なく鳴く・泣く ものいふ口をきく・話す

❓ よくある質問

Q. 人に使うとどんなニュアンス?

聞き取れない言葉・方言などを『鳥の声のよう』と、やや見下していうニュアンスがあります。都の人が地方の言葉を評する場面などに用いられます。

Q. 基本の意味は?

『鳥がさえずる・しきりに鳴く』です。春の鶯など、季節の情景を表す語として和歌にも用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「鶯のさへづる」の意味は?
A 鶯がさえずる(鳴く)    B 鶯が飛び去る    C 鶯が眠る    D 鶯が巣を作る
Q2. 人に対して「さへづる」を使うと?
A わけのわからない言葉を早口で言う    B 丁寧に説明する    C 黙り込む    D 大声でほめる
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