さだめなし

重要
現代仮名遣い:さだめなし / 読み:サダメナシ
形容詞ク活用
評価語 無常 頻出

定まらない・はかない・無常だ

📖 意味

  1. 1
    定まらない・一定でない 変わりやすく、当てにならないさま
  2. 2
    はかない・無常だ この世・人の命が移ろいやすいさま

📜 出典・例文

世はさだめなきものなり。

世の中は無常なもの(定まらないもの)である。

──『例文』
人の心のさだめなさよ。

人の心の当てにならないことよ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『定まらない・当てにならない・無常だ』。世の中・人の命・人の心の移ろいやすさを表し、仏教的な無常観と深く結びつく。『世はさだめなし』は無常を端的に述べる表現。「定め」=一定・決まりが「なし」=ない、の構成。

🧠 覚え方・ゴロ

「“定(さだ)め無(な)し”=定まらない=無常」と、定めがない=無常で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「定め(一定・決まり)+なし」で、一定せず変わりやすいさま。世・命の無常を表す語となった。

🔗 関連語・対義語

はかなしはかない・頼りない むじやう無常・移り変わって定まらないこと

❓ よくある質問

Q. 無常観とどう関わる?

『さだめなし』は、世の中・命・人の心が移ろいやすく当てにならないことを表し、仏教の無常観を端的に示す語です。『世はさだめなし』のように、はかなさを述べる表現になります。

Q. 「はかなし」との違いは?

「はかなし」は『頼りない・むなしい・あっけない』、「さだめなし」は『定まらない・変わりやすい・無常だ』です。ともに無常を表しますが、後者は『一定しない』点に重心があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「世はさだめなし」の意味は?
A 世の中は無常(定まらない)だ    B 世の中は平和だ    C 世の中は豊かだ    D 世の中は厳しい
Q2. 「さだめなし」が結びつく観念は?
A 無常    B 繁栄    C 勝利    D 豊作
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