さびし

標準
現代仮名遣い:さびし / 読み:サビシ
形容詞・シク活用
感情語

もの寂しい・心細い・ひっそりしている

📖 意味

  1. 1
    もの寂しい・ひっそりしている・人けがない 外界が静かで寂れたさま。
  2. 2
    心細い・物足りない・満たされない 内面が満たされずさびしいさま。

📜 出典・例文

山里は秋こそことにさびしけれ。

山里は秋がとりわけもの寂しい。

──『例文』
訪ふ人もなく、いとさびしうて明かしつ。

訪ねて来る人もなく、たいそう心細く一晩を明かした。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

外界のひっそりした寂しさ(人けがない・寂れている)が中心。動詞「さぶ(古びる・荒れる・盛りが過ぎる)」と同源。主観的なつらさが強い「わびし」と使い分ける。

🧠 覚え方・ゴロ

「さぶ(古び荒れる)」から——さびし=ひっそりもの寂しい。

🏛 語源・成り立ち

動詞「さぶ」=古びる・荒涼とする、の形容詞化。盛りが過ぎて寂れたさまから。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「さびし」は現代語と同じ?

ほぼ同じ「さびしい」ですが、古文では「(景色が)ひっそりして寂れている」という外界の寂しさを指すことが多い点に注意しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「山里は秋こそことにさびしけれ」の「さびし」の意味は?
A にぎやかだ    B もの寂しい    C 暖かい    D 美しい
Q2. 「さびし」と同源の動詞は?
A さす    B さぶ    C さる    D さく
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