りやうず

標準
現代仮名遣い:りょうず / 読み:リョウズ
動詞サ行変格
動作語 頻出 支配

領有する・支配する・わがものにする

📖 意味

  1. 1
    領有する・支配する 土地などを自分の所有・支配下に置く
  2. 2
    わがものにする・思いのままにする 人の心などを占有する
  3. 3
    (もののけが)とりつく 霊が人にとりついて支配する

📜 出典・例文

その国をりやうじて住む。

その国を領有して住む。

──『例文』
もののけのりやうじたるにや。

もののけがとりついているのだろうか。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『領有・支配する』が基本。土地・所領を治める意のほか、人の心を占める、また『もののけがとりつく(人を支配する)』意にも及ぶ。漢語「領」+「す」のサ変動詞。

🧠 覚え方・ゴロ

「“領(りやう)ず”=領地を領(おさ)める=支配する」と、領の字で覚える。

🏛 語源・成り立ち

漢語「領」+動詞「す」で、領有・支配する意。土地・人心の占有、もののけの憑依にも広がった。

🔗 関連語・対義語

しる治める・領有する もののけたたりをなす死霊・生霊

❓ よくある質問

Q. 『もののけがりやうず』とは?

もののけ(死霊・生霊)が人にとりついて、その人を支配する意です。病気や異常のもとがもののけの憑依と考えられた当時の観念を背景にした用法です。

Q. 「しる(治る)」との違いは?

「しる」も『治める・領有する』意ですが、「りやうず」は漢語由来で『支配する・わがものにする』の色が濃く、もののけの憑依にも用いる点が特徴です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「その国をりやうず」の意味は?
A その国を領有・支配する    B その国を捨てる    C その国を旅する    D その国を褒める
Q2. 「りやうず」がもののけを主語にとると?
A 人にとりつく    B 立ち去る    C 祈る    D 眠る
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