およぶ

標準
現代仮名遣い:およぶ / 読み:オヨブ
動詞・バ行四段活用
基本動詞

及ぶ・達する・行き渡る/(打消で)できない

📖 意味

  1. 1
    及ぶ・達する・届く・行き渡る «中心義»ある範囲・程度に至る。現代語に残る。
  2. 2
    (ある時・数量・事態に)至る・かかる・なる 「今に及ぶ」「合戦に及ぶ」。
  3. 3
    (打消を伴い)できない・かなわない・する必要がない «頻出»「え及ばず」「思ひも及ばず」「言ふに及ばず(言うまでもない)」。

📜 出典・例文

力及ばずして、退(の)きぬ。

力が及ばなくて、退いた。

──『例文』
言ふに及ばず、書くにも及ばず。

言うまでもなく、書くまでもない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「及ぶ・達する」意が中心。打消を伴う「え及ばず(できない)」「思ひも及ばず(考えつかない)」「言ふに及ばず(言うまでもない)」が頻出。「合戦に及ぶ(合戦になる)」など事態が至る意も。現代語「及ぶ」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

範囲に「及(およ)ぶ」/打消で「できない」——およぶ。

🏛 語源・成り立ち

「及(およ)ぶ」。ある範囲・程度に達する意。

🔗 関連語・対義語

いたる至る・到達する たる足りる・十分だ

❓ よくある質問

Q. 「言ふに及ばず」はどう訳す?

「言うまでもない・もちろんだ」と訳します。「〜に及ばず」で「〜するまでもない・〜する必要がない」という意になります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「力及ばずして、退きぬ」の「及ばず」の意味は?
A 力が余って    B 力が届かず・できず    C 力を得て    D 力を隠して
Q2. 「言ふに及ばず」の意味は?
A 言ってはならない    B 言うまでもない    C 言えない    D 言い間違えた
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