おとる

標準
現代仮名遣い:おとる / 読み:オトル
動詞・ラ行四段活用
基本動詞

劣る・及ばない・見劣りする

📖 意味

  1. 1
    劣る・及ばない・見劣りする・下である «中心義»他より程度・価値が下である。現代語に残る。
  2. 2
    (程度・数量が)少なくなる・衰える・弱る 以前より下がる。

📜 出典・例文

かたちは人におとらねど、心ばへぞ及ばぬ。

容姿は人に劣らないが、気立てのほうは及ばない。

──『例文』
年おとる弟(おとうと)なれど、才(ざえ)はまされり。

年下の弟であるが、才能はまさっている。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「劣る・及ばない」意が中心で、対義は「まさる(勝る)」。「人におとらず(人に劣らない)」の打消形でも頻出。「年おとる(年下の)」の用法にも注意。現代語「劣る」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

他より下「劣(おと)る」——おとる=劣る・及ばない。

🏛 語源・成り立ち

「劣(おと)る」。他より程度・価値が下である意。「落つ」と同系とも。

🔗 関連語・対義語

まさるすぐれる・上回る・つのる およばず及ばない・かなわない

❓ よくある質問

Q. 「年おとる弟」はどう訳す?

「年下の弟」と訳します。「おとる」には、年齢が下である(年少である)意もあります。優劣の「劣る」が基本です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「かたちは人におとらねど」の「おとら(ねど)」の意味は?
A 劣らないが    B 勝るので    C 変わるが    D 似ているが
Q2. 「おとる」の対義語は?
A まさる    B うれし    C かなし    D をかし
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