おとろふ

標準
現代仮名遣い:おとろえる / 読み:オトロウ
動詞・ハ行下二段活用
基本動詞

衰える・弱る・盛りが過ぎる

📖 意味

  1. 1
    衰える・弱る・勢いがなくなる «中心義»力・勢いが弱まる。現代語に残る。
  2. 2
    (容姿・体力が)衰える・年老いる・やつれる 盛りが過ぎて弱る。
  3. 3
    (家・世が)落ちぶれる・衰退する・零落する 「家おとろふ」。

📜 出典・例文

年老い、力おとろへて、道を歩みわづらふ。

年老いて、体力が衰えて、道を歩むのに苦労する。

──『例文』
一門おとろへて、昔の栄えもなし。

一族が落ちぶれて、昔の繁栄もない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「衰える・弱る」意で、体力・勢い・家運のいずれの衰えにも用いる。ハ行下二段活用で連体形「おとろふる」に注意。対義は「さかゆ(栄ゆ=栄える)」。無常観と結びつく語。現代語「衰える」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

勢いが「衰(おとろ)ふ」——おとろふ=衰える・弱る。

🏛 語源・成り立ち

「衰(おとろ)ふ」。力・勢い・盛りが弱まる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「おとろふ」の対義語は?

「さかゆ(栄ゆ=栄える・繁栄する)」です。「衰える」と「栄える」の対で覚えましょう。無常観を表す文脈でよく対比されます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「一門おとろへて、昔の栄えもなし」の「おとろへ」の意味は?
A 栄えて    B 落ちぶれて    C 旅立って    D 集まって
Q2. 「おとろふ」の対義語は?
A さかゆ    B うれし    C かなし    D をかし
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