をさなし

標準
現代仮名遣い:おさなし / 読み:オサナシ
形容詞ク活用
評価語 頻出 未熟

幼い・子どもっぽい/未熟だ・思慮が浅い

📖 意味

  1. 1
    年が幼い・子どもっぽい 年少であるさま
  2. 2
    未熟だ・考えが浅い・大人げない 分別が足りず、たわいないさま

📜 出典・例文

まだをさなき君なれば。

まだ幼い若君であるので。

──『例文』
その考へ、いとをさなし。

その考えは、たいそう未熟(考えが浅い)だ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『年が幼い』と『未熟だ・考えが浅い』の両面。年齢の幼さだけでなく、分別・思慮が足りず大人げないさまを評する。現代語「幼い(考えが幼い)」に通じる。未熟を表す「かたほなり」とも近い。

🧠 覚え方・ゴロ

「“幼(をさな)し”=幼い・考えが幼い(未熟)」と、幼で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「をさなし」は、年少で分別が足りないさま。年齢の幼さと、思慮の未熟さの両面を表す。

🔗 関連語・対義語

いはけなし幼い・あどけない かたほなり不完全だ・未熟だ

❓ よくある質問

Q. 年齢だけの意味?

いいえ。年が幼い意のほか、『考えが浅い・未熟だ・大人げない』という分別の足りなさも表します。『その考へをさなし(考えが幼い)』のように用います。

Q. 「いはけなし」との違いは?

「いはけなし」は幼くあどけない・可憐なさまに重心があり、「をさなし」は年少のほか未熟・思慮が浅い意も含みます。重なる部分もあります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「その考へ、いとをさなし」の意味は?
A その考えは未熟(浅い)だ    B その考えは立派だ    C その考えは古い    D その考えは正しい
Q2. 「をさなし」の意味に含まれないものは?
A 円熟している    B 年が幼い    C 考えが浅い    D 大人げない
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