をりしも

標準
現代仮名遣い:おりしも / 読み:オリシモ
副詞
時間 副詞

ちょうどその時・折しも・あたかもその時

📖 意味

  1. 1
    ちょうどその時・折しも・あたかもその時・その折も折 «中心義»あることが起こったまさにその時。「をり(折)」+強意「しも」。現代語に残る。

📜 出典・例文

をりしも、雁(かり)の声、空に聞こゆ。

ちょうどその時、雁の声が、空に聞こえる。

──『例文』
をりしも降り出でたる雨に、袖ぬれぬ。

折しも降り出した雨に、袖が濡れた。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「ちょうどその時・折しも」を表す副詞。「をり(折=時)」+強意の副助詞「しも」で、まさにその時であることを強調する。「をりから(折柄)」と類義。あることが起こった時に、別のことが重なって起こる場面で用いる。現代語「折しも」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

「折(をり)しも」=ちょうどその時(強調)。

🏛 語源・成り立ち

「折(をり)」+強意の副助詞「しも」。まさにその時、の意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「をりから」と「をりしも」の違いは?

ほぼ同義で「ちょうどその時」を表します。「をりしも」は強意の「しも」を含み、まさにその時であることをやや強調します。どちらも現代語(折から・折しも)に残ります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「をりしも、雁の声、空に聞こゆ」の「をりしも」の意味は?
A ちょうどその時    B 遠い昔    C いつも    D 決して
Q2. 「をりしも」の「しも」の働きは?
A 強意    B 打消    C 尊敬    D 過去
← 古文・古典合格メニューへもどる