おほす

重要
現代仮名遣い:おおす / 読み:オオス
動詞サ行下二段(尊敬)
敬語 尊敬語 頻出

おっしゃる・お命じになる(「言ふ・命ず」の尊敬)

📖 意味

  1. 1
    おっしゃる 「言ふ」の尊敬語
  2. 2
    お命じになる・仰せつける 「命ず」の尊敬。上位者が指示を下す

📜 出典・例文

帝、供の者におほす。

帝が、供の者にお命じになる。

──『例文』
かくおほせられければ、皆従ひぬ。

このようにおっしゃったので、皆従った。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『おっしゃる』に加え『お命じになる』の意が強い点が特徴。上位者が下位者へ指示する場面で頻出。「おほせらる」「おほせごと(仰せ言=ご命令)」の形も押さえる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“仰(おほ)せ”=上から仰せつける=おっしゃる・命じる」と、仰せ言で暗記。

🏛 語源・成り立ち

「負ほす(負わせる)」に通じ、意向・命令を相手に負わせる意から、貴人が『おっしゃる・命じる』尊敬語となった。

🔗 関連語・対義語

のたまふおっしゃる(尊敬) おほせごとご命令・お言葉

❓ よくある質問

Q. 「おほす」と「のたまふ」の違いは?

どちらも『おっしゃる』ですが、「おほす」は『お命じになる(命令)』の色が強いのが特徴です。指示・命令の場面では「おほす」が選ばれやすいです。

Q. 「おほせらる」はどう訳す?

尊敬の助動詞「らる」が付いてさらに敬意が高まり、『おっしゃる・仰せつけられる』と訳します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「帝、供の者におほす」の意味は?
A 帝が供の者にお命じになる    B 帝が供の者を叱る    C 帝が供の者を待つ    D 供の者が帝に申す
Q2. 「おほす」に特に強い意味は?
A お命じになる    B お聞きになる    C 召し上がる    D 退出する
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