おもひなす

標準
現代仮名遣い:おもいなす / 読み:オモイナス
動詞サ行四段
心情語 頻出 主観

(そう)思いこむ・心に決めてそう考える

📖 意味

  1. 1
    (意識して)そう思いこむ・決めてかかる 事実がどうあれ、自分でそう考えるようにする
  2. 2
    気にとめて思う・特別に思う ことさらに心にかけて思う

📜 出典・例文

つらしとおもひなして、返り事もせず。

薄情だと思いこんで、返事もしない。

──『例文』
よきことにおもひなす。

(意識して)よいことだと考える。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「思ふ+なす(意図的にそうする)」で、『(主観的に)そう思いこむ・決めてかかる』。客観的事実というより、自分の心の持ちようとして考える点がポイント。

🧠 覚え方・ゴロ

「“思ひ”を“なす(そうする)”=自分でそう思いこむ」と、なす=意図でつかむ。

🏛 語源・成り立ち

「思ふ+なす(意図的にする)」で、意識してそのように思う意。主観的な思いこみを表す。

🔗 関連語・対義語

おもひこむ深く思いこむ おぼしなすそうお思いになる(尊敬)

❓ よくある質問

Q. ただ「思ふ」とどう違う?

「なす(意図的にそうする)」が加わるため、『事実はどうあれ、自分でそう思いこむ・決めてかかる』という主観的なニュアンスが強まります。

Q. 尊敬形は?

「おぼしなす」で『そのようにお思いになる』の意になります。地の文で貴人が主語のとき用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つらしとおもひなす」の意味は?
A 薄情だと思いこむ    B 薄情さを忘れる    C 薄情さを許す    D 薄情だと言い返す
Q2. 「おもひなす」の特徴は?
A 主観的にそう思いこむ    B 客観的な事実を述べる    C 他人に伝える    D うっかり忘れる
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