おもひあがる

標準
現代仮名遣い:おもいあがる / 読み:オモイアガル
動詞・ラ行四段活用
心情 性格

気位を高く持つ・自負する・誇りを持つ

📖 意味

  1. 1
    気位を高く持つ・自負する・誇りを持つ «中心義»自分に誇りを持って気高く構える。多くはよい意味。
  2. 2
    うぬぼれる・思い上がる・高慢だ 度をこえると現代語同様のマイナス評価にも。

📜 出典・例文

心高く思ひあがりて、なべての人には靡(なび)かず。

気位を高く持って、並みの人にはなびかない(心を許さない)。

──『例文』
思ひあがりたる女房、もの言ふさまも上品なり。

誇り高い女房は、ものを言うようすも上品である。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語「思い上がる(うぬぼれる)」はマイナスだが、古文では「気位が高い・自負がある・気高い」というよい意味で用いることが多い。特に高貴な女性の誇り高さを表す。文脈でプラス・マイナスを判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

心を「上(あ)げ」持つ——おもひあがる=気位を高く持つ・自負する。

🏛 語源・成り立ち

「思ふ」+「上がる」。自分の心・誇りを高く持つ意。

🔗 関連語・対義語

こころだかし気位が高い・理想が高い けだかし気高い・上品だ

❓ よくある質問

Q. 「おもひあがる」は現代語の「思い上がる」と同じ?

古文では「気位を高く持つ・自負する」というよい意味で使うことが多く、現代語の「うぬぼれる」とはニュアンスが異なります。文脈で判断しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心高く思ひあがりて」の「思ひあがり」の意味は?
A 落ち込んで    B 気位を高く持って    C あきらめて    D こわがって
Q2. 古文の「おもひあがる」で多い評価は?
A 気高い・誇り高い(よい意味)    B 貧しい    C 愚かだ    D 悲しい
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