おくる

重要
現代仮名遣い:おくる / 読み:オクル
動詞ラ行下二段活用(後る・遅る)
動詞 頻出 現代語とのズレ注意 死別

先立たれる・死におくれる/取り残される・劣る

📖 意味

  1. 1
    (人に)先立たれる、死におくれて生き残る 中心義。親しい人に死なれて自分が残されるさま。悲哀の文脈で頻出。
  2. 2
    取り残される、遅れる、後になる 他より後になる・置いていかれるさま。
  3. 3
    劣る、引けを取る 他と比べて劣るさま。

📜 出典・例文

親におくれて、身よりなくなりぬ。

親に先立たれて、身寄りがなくなってしまった。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『送る(物を届ける)』とは別語で、ラ行下二段活用。《(人に)先立たれる・死におくれる》が最重要で、『親におくる=親に先立たれる』のように死別の悲哀を表す。加えて《取り残される・劣る》の意もある。

🧠 覚え方・ゴロ

「後(おく)る」=人に“後(おく)れる”=先立たれる・取り残される。物を送るではない。

🏛 語源・成り立ち

『後(おく)る=あとになる』が原義。特に『死におくれて生き残る=先立たれる』の意で、死別の文脈に多用された。

🔗 関連語・対義語

なくなる亡くなる・死ぬ ながらふ生き長らえる

❓ よくある質問

Q. 「親におくる」はどう訳しますか?

『親に先立たれる(親に死なれて生き残る)』です。死別の悲哀を表す頻出表現です。

Q. 現代語『送る』と同じですか?

別語です。古文の『おくる(後る・遅る)』はラ行下二段で、『先立たれる・取り残される・劣る』の意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「妻におくる」の「おくる」の意味は?
A 妻を見送る    B 妻に先立たれる    C 妻に贈り物をする    D 妻を送り届ける
Q2. 「おくる(後る)」の活用の種類は?
A ラ行四段活用    B ラ行下二段活用    C サ行変格活用    D ラ行変格活用
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