おこす

標準
現代仮名遣い:おこす / 読み:オコス
動詞サ行下二段活用
動詞 頻出 方向 現代語とのズレ注意

(こちらへ)よこす・送ってくる

📖 意味

  1. 1
    (こちらへ)よこす、送ってくる、届けてくる 中心義。相手からこちら(話し手の側)へ物・手紙・使いを送る。

📜 出典・例文

文をおこせたるを、開けて見れば、

(相手が)手紙をよこしたのを、開けて見ると、※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

方向がポイント。「おこす」は《相手→こちら(よこす)》、対する「やる(遣る)」は《こちら→相手(あちらへやる)》。授受の向きで訳を決める。『起こす(目覚めさせる)』とは別語なので文脈で区別。

🧠 覚え方・ゴロ

「おこす」=こちらへ“寄こ(よこ)す”。⇔「やる」=あちらへやる。

🏛 語源・成り立ち

『こちらへ差し向ける』意の動詞で、方向性(相手からこちらへ)を含む。反対方向の『やる』と対で用いられる。

🔗 関連語・対義語

やる(遣る)(向こうへ)やる・行かせる・送る(対義の方向) つかはすおやりになる・派遣する(尊敬・向こうへ)

❓ よくある質問

Q. 「おこす」と「やる」はどう違いますか?

方向が逆です。「おこす」は相手からこちらへ『よこす』、「やる」はこちらから相手へ『送る・行かせる』です。

Q. 「起こす(目を覚まさせる)」と同じですか?

別語です。文脈で『よこす』か『目覚めさせる』かを判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「文をおこす」の「おこす」の意味は?
A 手紙を書く    B 手紙をよこす(送ってくる)    C 手紙を捨てる    D 手紙を隠す
Q2. 「おこす」と反対の方向を表す語は?
A やる(遣る)    B まゐる    C はべり    D のたまふ
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