をぎ

標準
現代仮名遣い:おぎ / 読み:オギ
名詞
名詞 植物 和歌

荻(水辺・秋の草/風に鳴る葉音)

📖 意味

  1. 1
    荻・をぎ(すすきに似た秋の草) «中心義»水辺・野に生える秋の草。風に鳴る葉音が詠まれる。

📜 出典・例文

荻(をぎ)の葉に、風の音づれて、秋を知る。

荻の葉に、風が音を立てて(訪れて)、秋(の訪れ)を知る。

──『例文』
夕されば荻の葉むけを吹く風に、そぞろに秋のあはれ知らるる。

夕方になると、荻の葉を(一方に)なびかせて吹く風に、なんとなく秋のしみじみとした趣が自然と感じられる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「荻」はすすきに似た水辺・野の秋の草。特に、風が葉を吹くときの葉ずれの音(荻の声・荻の葉音)が、秋の寂しさ・訪れを待つ心とともに詠まれる。「音づれ(訪れ/音を立てる)」と結びつき、「荻の葉の音(風の訪れ)」が人の訪れを待つ心に通じる。すすきと混同注意。

🧠 覚え方・ゴロ

風に鳴る「荻(をぎ)」の葉音=秋の訪れ。

🏛 語源・成り立ち

「荻(をぎ)」。水辺・野の秋の草。すすきに似る。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「荻の葉音」が特に詠まれるのはなぜ?

風が荻の葉を吹くときの葉ずれの音が、秋の訪れや寂しさを感じさせ、また「音づれ(訪れ)」と結びついて、人の訪れを待つ心情に通じるためです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「荻の葉に、風の音づれて、秋を知る」で秋を感じさせるのは?
A 荻の葉を吹く風の音    B 荻の花の色    C 荻の実の味    D 荻の根の形
Q2. 「をぎ(荻)」と似た秋の草は?
A すすき    B 梅    C 松    D 柳
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