おだやかなり

標準
現代仮名遣い:おだやかなり / 読み:オダヤカナリ
形容動詞・ナリ活用
評価語 様子

穏やかだ・落ち着いている・平穏だ

📖 意味

  1. 1
    穏やかだ・静かで落ち着いている・波風がない «中心義»動揺・激しさのないさま。現代語に残る。
  2. 2
    平穏だ・無事だ・平和だ 「世おだやかなり(世が平穏だ)」。
  3. 3
    (性質が)温和だ・おとなしい 人柄が穏やかなさま。

📜 出典・例文

風なぎて、海おだやかなり。

風がやんで、海が穏やかだ。

──『例文』
御心おだやかにて、人をとがめたまはず。

お心が穏やかで、人をおとがめにならない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「静かで落ち着いている・平穏だ」が中心で、自然(海・風)・世情・人柄のいずれの穏やかさにも用いる。「のどかなり」「しづかなり」と近い。現代語「穏やか」に残る。対義は「あらし(荒し)」「さわがし(騒がし)」。

🧠 覚え方・ゴロ

波風なく「穏(おだ)やか」——おだやかなり=穏やかだ・平穏だ。

🏛 語源・成り立ち

「穏(おだ)やかなり」。動揺・激しさがなく落ち着いたさまを表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「世おだやかなり」はどう訳す?

「世が平穏だ・世の中が無事で平和だ」と訳します。争乱や災いがなく、落ち着いた世情を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「風なぎて、海おだやかなり」の「おだやか」の意味は?
A 荒れて    B 穏やかだ    C 冷たい    D 深い
Q2. 「おだやかなり」と近い意味の語は?
A のどかなり    B はなやかなり    C あはれなり    D はかなし
← 古文・古典合格メニューへもどる