おぼゆ

最重要
現代仮名遣い:おぼゆ / 読み:オボユ
動詞ヤ行下二段活用
動詞 頻出 自発 多義

自然に思われる・感じられる/思い出される/似る

📖 意味

  1. 1
    自然に思われる、感じられる 中心義。意図せず心にそう感じられる(自発)。
  2. 2
    思い出される、思い浮かぶ 記憶がおのずとよみがえる。
  3. 3
    似る、似通う 『〜におぼゆ』=〜に似ている。

📜 出典・例文

昔の人の袖の香ぞする、と思ひ出でられておぼゆ。

昔なじんだ人の袖の香りがする、と自然に思い出されて感じられる。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

語源は『思ふ』+上代の自発の助動詞『ゆ』で、『おのずと〜と思われる(自発)』が核。意志的な『思う』ではない点が重要。『〜におぼゆ=〜に似る』の用法も頻出。「おぼえ」は名詞で『評判・寵愛』。

🧠 覚え方・ゴロ

「思(おも)ふ」+自発「ゆ」→ おぼゆ=“ひとりでにそう思われる”。

🏛 語源・成り立ち

「思ふ」の未然形に上代の自発・受身の助動詞「ゆ」が付いた「思はゆ」が変化した語。おのずと思われる意が原義。

🔗 関連語・対義語

おどろくはっと気づく・目を覚ます おぼえ評判・寵愛(名詞化した用法)

❓ よくある質問

Q. 「おぼゆ」と「思ふ」はどう違いますか?

「思ふ」は意志的に思う、「おぼゆ」は『おのずと自然に思われる(自発)』が中心です。

Q. 「〜におぼゆ」はどんな意味ですか?

『〜に似ている』の意になります。文脈で『思われる/思い出される/似る』を判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「おぼゆ」の中心的な意味は?
A 意志的に決心する    B 自然に思われる・感じられる    C 大声で騒ぐ    D 病が治る
Q2. 「母におぼゆ」の「おぼゆ」の意味は?
A 母を思い出す    B 母に似ている    C 母を敬う    D 母を待つ
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