ぬし

標準
現代仮名遣い:ぬし / 読み:ヌシ
名詞/代名詞
名詞 代名詞

主人・持ち主/(親愛・敬意の二人称)あなた

📖 意味

  1. 1
    主人・あるじ・家長 «中心義»その家・集団の長。
  2. 2
    持ち主・所有者・当事者 「この文(ふみ)のぬし(この手紙の書き手・持ち主)」。
  3. 3
    (親しみ・軽い敬意をこめた二人称)あなた・おまえ・そなた «要注意»対等・やや目下の相手を親しんで指す。

📜 出典・例文

この宿のぬし、いとねんごろにもてなす。

この家の主人が、たいそう心をこめてもてなす。

──『例文』
ぬしは、いづくへおはするぞ。

あなたは、どちらへいらっしゃるのか。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「主人・持ち主」が中心で、「(親しみ・敬意をこめた二人称)あなた・おまえ」の意も要注意。人名・官職に付く接尾語「〜ぬし(〜どの・様)」の用法もある。「あるじ(主)」と類義だが、「ぬし」は二人称代名詞にもなる点が特徴。現代語「主(ぬし)・落とし主」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

主人・持ち主/親しんで「ぬし」=あなた。

🏛 語源・成り立ち

「主(ぬし)」。その物・家の中心となる人の意。転じて親愛の二人称にも。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ぬし」が二人称になるのはどんな場合?

対等またはやや目下の相手を、親しみや軽い敬意をこめて指す場合です。「ぬしは〜(あなたは〜)」のように用い、「なれ」よりもやや丁寧・親愛の響きがあります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「この宿のぬし、いとねんごろにもてなす」の「ぬし」の意味は?
A 客    B 主人    C 使者    D 旅人
Q2. 「ぬしは、いづくへおはするぞ」の「ぬし」の意味は?
A 主人    B あなた    C 持ち主    D 神
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