ののしる

重要
現代仮名遣い:ののしる / 読み:ノノシル
動詞ラ行四段活用
動詞 頻出 現代語とのズレ

大声で騒ぐ/世間で評判になる

📖 意味

  1. 1
    大声で騒ぐ、騒ぎ立てる 中心義。多くの人が声高に騒ぐさま。
  2. 2
    世間で評判になる、盛んにもてはやされる、勢いが盛んだ 『世にののしる=世間で評判になる』の形で頻出。

📜 出典・例文

その頃、世にののしる僧ありけり。

その頃、世間で評判になっている僧がいた。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『罵る(悪口を言う)』で訳すと誤り。古文では《大声で騒ぐ》、比喩的に《世間で評判になる・勢いが盛んだ》が中心。『世にののしる』はほめる文脈にもなる。

🧠 覚え方・ゴロ

「ののしる」=ワイワイ大声、世間でも“のの(喧々)”と評判。悪口ではない。

🏛 語源・成り立ち

声を張り上げて騒ぐ意の擬態的な語。『大声で騒ぐ』→『大勢が噂して評判になる』へと意味が広がった。悪口の意は後世の発達。

🔗 関連語・対義語

ときめく寵愛を受けて栄える・時流に乗る めづ賞美する・もてはやす

❓ よくある質問

Q. 現代語『罵る』と同じですか?

違います。古文では『大声で騒ぐ』『世間で評判になる』が中心で、悪口を言う意ではありません。

Q. 「世にののしる」はどう訳しますか?

『世間で評判になる・盛んにもてはやされる』です。良い評判にも使えます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「世にののしる」の意味として最適なものは?
A 世間で悪口を言われる    B 世間で評判になる    C 世をはかなむ    D 世を捨てる
Q2. 「ののしる」の中心的な意味は?
A 大声で騒ぐ    B こっそり隠れる    C 病が治る    D 悲しむ
← 古文・古典合格メニューへもどる