なやまし

標準
現代仮名遣い:なやまし / 読み:ナヤマシ
形容詞シク活用(悩まし)
感情語 頻出 現代語とのズレ注意

病気で苦しい・気分が悪い/わずらわしい・悩ましい

📖 意味

  1. 1
    病気で苦しい、気分が悪い、体がつらい 中心義。病や不調で身体がつらいさま。
  2. 2
    わずらわしい、悩ましい、つらい、苦しい 心を悩ませ、わずらわしいさま。

📜 出典・例文

御心地なやましくて、臥(ふ)したまふ。

ご気分が悪くて(病気で苦しくて)、横におなりになる。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『悩ましい(官能的で心が乱れる)』の意で訳すと誤り。古文では《病気で苦しい・気分が悪い》が中心で、『心地なやまし=気分が悪い・病気だ』のように用いる。加えて《わずらわしい・つらい》の意も。動詞『なやむ(病む・思い悩む)』の形容詞形。

🧠 覚え方・ゴロ

「悩(なや)まし」=病んで“悩む”=気分が悪い・体がつらい。官能的ではない。

🏛 語源・成り立ち

動詞『なやむ(病む・思い悩む)』の形容詞化で、身体がつらい・わずらわしいさまを表す。

🔗 関連語・対義語

なやむ病気で苦しむ・思い悩む ここち気分・病状・心地

❓ よくある質問

Q. 「なやまし」は現代語『悩ましい』と同じですか?

違います。古文では『病気で苦しい・気分が悪い』が中心で、『わずらわしい・つらい』の意もあります。

Q. 「心地なやまし」はどう訳しますか?

『気分が悪い・病気で苦しい』です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心地なやまし」の「なやまし」の意味は?
A 気分が悪い・病気で苦しい    B 気分がよい    C うれしい    D 退屈だ
Q2. 「なやまし」のもとになった動詞は?
A なやむ    B なやます    C なだむ    D なごむ
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