なす

標準
現代仮名遣い:なす / 読み:ナス
動詞・サ行四段活用
基本動詞

行う・作り上げる・(〜と)みなす

📖 意味

  1. 1
    行う・する・実行する «中心義»物事を行う。
  2. 2
    作り上げる・成し遂げる・生み出す 「子をなす」「財をなす」。
  3. 3
    (〜に)仕立てる・(〜と)みなす・扱う 「言ひなす(ことさらに言う)」「見なす」。

📜 出典・例文

何ごとをかなさむと、思ひめぐらす。

何をしようかと、あれこれ思いめぐらす。

──『例文』
なきことをあることに言ひなす。

ないことを、あることのようにことさらに言いたてる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「行う・する」の基本義から、「作り上げる(子をなす・財をなす)」「〜に仕立てる・〜とみなす」へ広がる。動詞連用形に付く補助動詞「〜なす」=「ことさらに〜する・わざと〜する」(言ひなす・もてなす)も頻出。

🧠 覚え方・ゴロ

物事を「成(な)す」=行う・作り上げる・みなす。

🏛 語源・成り立ち

「成(な)す/為す」。物事を作り上げる・行う意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「言ひなす」の「なす」はどんな働き?

動詞連用形に付く補助動詞で、「ことさらに〜する・わざと〜する」という意を添えます。「言ひなす」=「ことさらに言いたてる」となります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「なきことをあることに言ひなす」の「言ひなす」の意味は?
A 言い忘れる    B ことさらに言いたてる    C 言い間違える    D 黙る
Q2. 「なす」の基本の意味は?
A 行う・作り上げる    B 眠る    C 怒る    D 泣く
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