なさけ

標準
現代仮名遣い:なさけ / 読み:ナサケ
名詞(情け)
名詞 頻出 風流

思いやり・情愛/風流・情趣を解する心

📖 意味

  1. 1
    思いやり、人情、情愛 中心義。他者を思いやる心・愛情。
  2. 2
    風流を解する心、情趣・趣を味わう心、風流 美や趣を理解する心の豊かさ。

📜 出典・例文

なさけある人にて、歌などよくよむ。

風流を解する心のある人で、和歌などを上手に詠む。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『情け』は《思いやり・情愛》のほか、古文では《風流・情趣を解する心》が重要。『なさけあり=思いやりがある/風流だ』『なさけなし=思いやりがない/無風流だ』の対で頻出。人柄・教養の評価語として押さえる。

🧠 覚え方・ゴロ

「情(なさ)け」=人への“情け”(思いやり)+“風流”を解する心。

🏛 語源・成り立ち

動詞『情く(なさく)』などに由来し、心の働き・情愛を表す。平安期には美・趣を解する『風流心』の意が重んじられた。

🔗 関連語・対義語

なさけなし思いやりがない/無風流だ・情趣を解さない こころにくし奥ゆかしく心ひかれる

❓ よくある質問

Q. 「なさけ」の古文特有の意味は?

『思いやり・情愛』のほかに、『風流・情趣を解する心』の意が重要です。教養・美意識の評価に関わります。

Q. 「なさけなし」はどう訳しますか?

『思いやりがない』のほか、『無風流だ・情趣を解さない』の意にもなります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「なさけある人」の「なさけ」の意味として適切でないものは?
A 思いやり    B 風流を解する心    C 情愛    D 身分の高さ
Q2. 「なさけなし」の意味になりうるものは?
A 無風流だ    B 賢い    C 待ち遠しい    D 恐れ多い
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